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シャプティエ会のススメ その3 [のんとろっぽ]

それでは赤ワインの解説をします。

Hermitage "Le Pvillon" 1997 エルミタージュ ”ル・パヴィヨン”
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AOC : (H)ermitage
AOC取得 : 1937年3月4日

葡萄品種 : シラー 100%
        平均樹齢65際以上の極めて優良な葡萄。

土壌    : この「ル・パヴィヨン」のたった4haの畑は
        地質学的に非常に特殊な土壌である。
        花崗岩の地層の上に薄い水成岩質の地表が横たわる。

収穫    : 熟度の限界まで待ってから手で遅摘み。
        
        選び抜かれた老木のため、収穫量は非常に
        限られている。

醸造    : 葡萄の実の周りの細い枝は丁寧に取り除かれ、
        樫の木の開放槽で醸造。
        
        ルモンタージュ(果汁の循環)や
        1日に2,3回のピジャージュが行われ、葡萄の状態を確認される。
        
        発酵は20~32℃を保たれ、3~4週間の醸し後、
        発酵層から樽に移される。
        
        樫の小樽(新樽は25%)で15~18ヶ月させ、定期的にオリ引き。
        ワインの水色を澄ますためのフィルターはかけず、
        瓶詰めにされる。

水色   : 紫の影が映る濃く深い赤。

鼻     : まず控えめなタールや煙の香りがし、
        ブラックベリーやプラム、イチジクや
        甘草(リコリス。甘さと苦さが混ざった漢方系甘い香り)の
        複雑さと芯のある香り。

口    : 複雑で強さと滑らかさが同居した
       ベルベットのようでバランスの取れた口当たり。
       飲んだ後は甘草やタバコの葉のような
       落ち着きのある余韻が長く続く・・・。



力強さと品のよさを内包したワイン。
さらに飲みたくなった?

次回はデザートワイン。
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