Twitterブログパーツ
変わらぬ製法、変わらぬ魅力 [美味しいことと美しいこと]
美味しいものを、と追求していくと、
新しい製法のものより、
伝統的な、それも何百年と変わらぬ仕事を続けている、
そういうモノに出会うことが多々あります。
機械ではなく、びっくりするような手間とその繊細な感覚に支えられた技術、
それで出来ていると言っても過言ではありません。
今なお人々をひきつけてやまないワインは
伝統的な農法、製法をかたくなに続けてきた誇りあるワインであると思います。
もちろんワインだけでなく、オリーブオイル、アンチョビ、ドライトマト・・・・・。
中には後継者が居らず、そのおじいちゃんが亡くなったら終わりというものもあります。
もちろん日本でも買えるものも少なくありません。
例えばサンタ・マリア・ノヴェッラの製品。
リキュール類も古い瓶(いわゆるオールドボトル)や古い製法のものなど
いろいろ飲ませていただきましたが、
本当に、びっくりするくらい美味しかった物のひとつです。
ソムリエの塩田も美味しすぎてびっくりしていました。
左からキナ、アルケルメス、ローズです。
ELISIRとは芳香性のある植物をアルコールに溶かしたリキュールです。
また使い方としてはElisir di lunga vita=不老長寿の妙薬、
L'Elisir d'amore =愛の妙薬(ドニゼッティのオペラにもある)という言い方もします。
もともとは養命酒的なものでした。
その考えは今も変わらず受け継がれ、複雑さの中に気品と芯の強さ、
純粋でナチュラルな、静かな味です。
余韻もとても美しく、まるでほんとうに当時のフィレンツェの風のようです。
私は食べ物だけでなく、例えば化粧品類など、
体に直接つけるものは出来るだけナチュラルなものを使うようにしています。
アレルギーっ子なのですが、本当にナチュラルなものは痒くなったりしません。
例えば強い化学調味料はシンドロームを引き起こしたり、
また強い味(砂糖や塩でも)を食べると
普段自然のものを食べて暮らしている原住民の方などは
ショック状態になると言う話を聞きました。
平気になってそれに慣れていると言うのは怖い話です。
ま、ともかく、気に入って使っているのはアイリスの石鹸です。
自然で高貴な香りがやわらかく香って
「いい女」に勝手になった気でいます(笑)。
香水も休みの日、出かけるときに軽いものを少しつける程度ですが、
今つかっているのがなくなったら今度はサンタ・マリア・ノヴェッラで買おうと思っています。
あと少し、あと少し・・・。
あとどうでもいい情報ですが外苑前のサンタ・マリア・ノヴェッラの店員の方、
イタリア映画に出てきそうな、とてもステキな紳士です。
ほんとにかっこいいです。
オジフェチの方(基本私はオジフェチ)、サンタ・マリア・ノヴェッラ製品を買うときは是非そちらで・・・。
見に行くだけとか、冷やかしじゃなくて買ってください(笑)。
ぽちっとな。
↓↓↓
コメント 0