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荒野の狼

ず~っと読んでみようと思ってなかなか買わなかった本ですが
実際読んでみたらとても良かった本です。
愛読書になりました。

荒野の狼.jpg
ヘルマン・ヘッセの「荒野の狼」です。
訳もとても読みやすいです。

ヘッセの分身の主人公の小説です。
自分のことを「荒野の狼」と呼ぶ、
妄想家でぐずぐずぐるぐる考えすぎてしまうハラーの
葛藤と精神の解放について書かれています。
っていうか、ハリー・ハラーは私のことかと思った・・・(爆)。
(読んでいる最中は「オレのことは荒野の狼と呼んでくれ~」と言っていた←馬鹿)

かなり半分くらいまでは脳内でぐずぐずしています。ぷぷ。
残り半分は精神の開放されていくさまですが
かなりぶっ飛んだ内容になっています。
夢の中の出来事級に無茶苦茶でどこかつながっているようで
時間をも越えたようです。
モーツァルトにもゲーテにも会っちゃいます。

荒野のおおかみ (新潮文庫)

荒野のおおかみ (新潮文庫)

  • 作者: ヘッセ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1971/02
  • メディア: 文庫
ちょっとは私も大人になったかな?
5mmくらい。ぷぷ。


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コメント 6

inacyan

時代小説しか読まないもんで(^^;)
私の頭の中はちょん髷結った人たちが闊歩しています(笑)
でも本は良いですよね\(^o^)/
by inacyan (2010-06-13 12:13) 

toki

いい作品なんでしょうね。
探してみます。


by toki (2010-06-13 12:33) 

yuka

inaちゃんは時代小説ですか。いいですね!浪漫~!!
私はよく読むのは詩とか評論や随筆が多いかな・・・?小説はあんまり読まないのですがこれはとても面白かったです。

tokiさん、いつもありがとうございます。ヘルマン・ヘッセはノーベル文学賞も受賞した作家ですが、詩の方が有名かな?晩年はイタリアの田舎で静かに暮らしていたようです。
by yuka (2010-06-13 16:13) 

yakko

お忙しい日々の中、こころにも栄養を与えておられるんですね〜
by yakko (2010-06-13 17:49) 

nyankome

読んだことがあるのは「車輪の下」くらいかなぁ。
面白そうですね。
by nyankome (2010-06-14 01:32) 

yuka

yakkoさん、ありがとうございます。栄養・・・・と言うか、読んでいるときは別の世界に行ったようで気持ちの入れ替えにも、考え直すのにも私には向いているようです。

nyankomeさん、私は「車輪の下」は読んだことないです。それも読んでみようかな。
by yuka (2010-06-17 17:34) 

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