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デュバリー夫人のクリーム [2010 X'mas]


ルイ15世の寵姫(妾?)、デュバリー夫人をご存知?
あの、マリー・アントワネットとやりあった人です。

写真はどう見てもカリフラワーなのに、
何故デュバリー夫人?と、お思いの方もいらっしゃるでしょう。

カリフラワーのクリーム(ピュレ)の料理で
デュバリー夫人の名が付いている料理があるのです。

昔から野菜のクリーム(ピュレ)が凄い好きな私としては
クレーム・デュバリー(デュバリー夫人のクリーム)を知る前から作っていました。
しかも、今なお、超好き☆

キャビアも、トリュフも、フォアグラも
食べて食べて食べまくったデュバリー夫人は
ある日突然、シェフに言いました。
「もう、そういうの(贅沢品)、飽きたんだけど。」
突然そんなことを言われたシェフは全く困ってしまいました。

そこで生まれたのがクレーム・デュバリー(デュバリー夫人のクリーム)です。
仔牛の骨を焼かないで4時間ほど煮出した出汁で
カリフラワーの房、つまり花だけを煮て、
バターと生クリームを足して煮詰め、
裏ごしして卵黄を溶かしこみ、
さらに裏ごしして滑らかにした、
コクのある野菜のクリームを出したのです。
そして大変お気に召されたようで
今でもその名が残っています。

当時、蝋燭だけの灯りの中、それは目が慣れても手元が暗いので
味覚は舌だけに集中され、
食感の滑らかさと油分などの満足度を強く求めたと推測できます。
(もしくはコンソメのように透明で蝋燭を反射して輝くもの。)

深夜番組でコルドン・ブルーの先生が
クラシックなレシピで作っていたのをいつも思い出します。

私自身はそのカリフラワーの味が好きなので色々足したりしませんが、
やっぱり何回食べても、何回作っても好きだー!

クリスマスのメニューでも出てくるので
デュバリー夫人気分で召しあがってね☆

あ、でも量が多く無いからわかり辛いかな~?
そこもちょっとシャレてると思ってるんだけどなー。
がぼって食べないところがさ、ね。貴婦人風?
いや、美味しいからがぼって食べたいんだけどね?
でもね、…ね?

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コメント 2

nyankome

カリフラワーは、ルイ15世の好物だったのですね。
by nyankome (2010-12-24 13:24) 

inacyan

クリスマスイブですね(^^)
メリークリスマス・・忙しいんでしょうね(o^_’)b
by inacyan (2010-12-24 17:55) 

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