Twitterブログパーツ
お母ちゃんの決意 [地震]
去年の夏、南相馬の農家民宿に泊まりに行った記憶も新しいです。
お母ちゃんが駅まで車に向かいに来てくれて
ちょうど収穫前の金色の田んぼの中を走り抜けて行ったことが忘れられません。
お母ちゃんが地震後見つかったときは本当に
ほんとうに嬉しかったです。
先日、TVで会津地方の豪雨を聞き、
会津に非難しているお母ちゃんが心配で
電話してみました。
お母ちゃんの居たところは豪雨地帯ではなかったのこと。
そして驚きだったのは南相馬市に家族で帰ってきているとのことでした。
泊まった、その農家民宿をしていたところは
原発で退去勧告が出ているところのようです。
Googleで見てみると
お母ちゃん地のすぐ近くまでまだまだ水没していたりするのがわかります。
おそらく私が行ったときは海側から車で
ずっと金色の中を走りました。
お母ちゃんちの前も金色でした。
手紙を頂いた時も帰りたいとおっしゃっていました。
また、米や味噌を作って農家として暮らしたいと。
今は同じ南相馬市内の別の20km圏内にいるそうです。
農家として、保証を求めていかなければならないと
強く思っているようでした。
農家の暮らしは楽なものではありません。
そして被災すれば
自分たちで炊き出しをし、
生きているんです。
誇りと強さを感じます。
ろくすっぽ出来ることもないので
ちょっとお金送るくらいしかできないし、
複雑な気持ちです。
私自身、東京に住み、何処かへ行くのも暮らすのも
電気をゼロ的に使わないわけではありません。
何処か誰かを責めれば解決するわけでもないし、
出来る事は節電と送金。
真面目に生きる事だけ…。
上手くまとめられないけれど、
農家や酪農家、漁師が生活を支えてきたのに・・・
と思わずにはいられません。
また、お母ちゃんに連絡とって聞いてみようと思います。