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シェフたちは芸術家 [大切にしたいモノ]

わたしの最も好きな本のひとつに
「パリの味 シェフたちは芸術家」という本があります。
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パリの味―シェフたちは芸術家

パリの味―シェフたちは芸術家

  • 作者: 増井 和子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1985/10
  • メディア: 単行本
前にも書いたかも・・・。
(おっ。今度は写真のサイズが普通だ・・・・。なぜだ?)

レストランに対する憧れと感動に溢れている本です。
最も好きな料理評論家。

最近の料理評論家(ぶっている人も中には居る気がしないでもない)は
このように食事の感動を伝えられているだろうか。
調理法や食材の知識のひけらかしだけならまだしも
コストパフォーマンス(大体工業製品じゃないのに)とは何ぞや。
原価率なのか、立地なのか、有名店であるということなのか、
それとも本当に美味しいということなのか・・・・?

・・・・・そもそもそういう喜びをレストランとして伝えられているのだろうか?

う~ん・・・・・って悩んだりした時によく読みます。

それぞれの店にはそれぞれのあり方があるんだから
それを楽しんでいって欲しいと思う。

評価をつけることが楽しみなんじゃなくって
その店を味わって欲しい。


たとえば3星取ったばかりのロビュションに行ったときの
席に案内されてから食前酒を飲むまでのワクワク。

その食前酒と突き出しに最初の凝縮された音を感じて
そのディナーの音楽を予感する・・・・。

新しい店ばかりじゃなくても、素晴らしい店はたくさんある・・・・。
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そういう食べる喜びを与えてくれる本です。
自分の好きな、いい店に行きたくなる、そんな本なんです。

気が向いたら読んでみてね。

そんな店になりたいな。
なんちて。
(・・・・・遠いな・・・・・・・・。)


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共通テーマ:グルメ・料理

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コメント 5

inacyan

それだけ本物を見抜くのが難しい時代になっているのかも知れませんね。
ぶっている人も・・・同感です(^^)
確かに読んでみたくなる本ですね。

私事ですが(笑)昨日上野の連玉庵に行きましたが、時間が合わず(15時過ぎに行った私が悪いのですが(^^;))準備中の張り紙がして有りました・・・
来月はもっと早く行って“手繰って”みるつもりです(o^_’)b
by inacyan (2010-10-23 00:07) 

Inatimy

心地よくってついつい長居したくなる店っていいなぁなんて思うけれど、
お店の側からすると、『回転』が悪いから嫌われるかなぁ・・・などなど、
いろんなことを考えたりします。
そのお店が提供したい空間とサービスと、それぞれのお客さんが求めるもの、
その相性があうか、あわないかですよね~♪
by Inatimy (2010-10-23 05:21) 

nyankome

美味しいことはもちろんですが、雰囲気や居心地のよいことも大切だと思います。そして感動できれは最高です。
by nyankome (2010-10-23 20:34) 

inacyan

大変失礼しました、連玉でなく蓮玉庵でした<(_ _)>
by inacyan (2010-10-23 21:31) 

yuka

inaちゃん、それは残念でしたね!
天ぷらそばとかよりはおつまみ系のほかの注文とせいろをオススメします!

Inatimyさん、ね。店もお客様もどちらも人と人なんだからお互いに偉ぶったりせず、一緒に楽しむことが出来れば幸せになれると思うんですよ。
お客様も幸せ。私も幸せって言うのが一番うれしいな。

nyankomeさん、ねぇ。結局なんでも同じだと思うのです。
by yuka (2010-10-26 17:14) 

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